決勝は初の親子対決、師匠の父破り息子V4 朝日アマ囲碁三重県大会

松原央
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 第16回朝日アマ囲碁名人戦三重県大会(朝日新聞津総局、日本棋院主催)が15日、津市内であり、同市在住の闇雲翼さん(30)が決勝で父親の博明さん(60)を破り、3年ぶり4度目の優勝を果たした。翼さんは7月に日本棋院(東京)でひらかれる全国大会に県代表として出場する。

 日本棋院県支部連合会によると、アマ三大棋戦の県大会決勝での親子対決は初めて。県職員の翼さんは、6歳の時に博明さんの指導で囲碁を始め、17年の全国大会で準優勝した実力者。「師匠なので感慨深い」という父親との対決を制し、「ベスト8以上を目指して楽しみたい」と全国大会への抱負を述べた。

 博明さんは「ミスが少なくて容易に崩れない。強くて歯がたたなかった」と目を細めていた。(松原央)

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