バセドウ病と闘う元日本代表FW ピッチを駆けて伝えたかったこと
堤之剛
5月8日、女子サッカーのINAC神戸がノジマステラ相模原を3―0で下し、WEリーグ初年度の優勝を決めた。
途中出場したFW京川舞は、チームメートと喜びをわかちあった。表彰式を終えると、水をかけあって笑顔をはじけさせた。
試合終了直前に右足を痛めて交代したため、取材エリアには松葉杖をつきながら現れた。
声をかけると、丁寧に言葉を選んで胸の内を明かした。
「自分との闘いも長かったので、いつもと違った景色でした。葛藤もあったし、最後にけがをしてしまったのもあって、自分らしい泥臭い優勝だなと思いました」
彼女は病と闘いながら、ピッチに戻ってきた。
2021年1月ごろ、異変に襲われた。
薄着なのに汗がとまらない…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら