岸田首相がベトナムで語気を強めた理由 アジアで響かぬG7の常識

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バンコク=阿部彰芳
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 岸田文雄首相は2日、訪問先のバンコクでタイのプラユット首相と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻に関して、主権や領土の一体性の侵害や大量破壊兵器による威嚇や使用への反対で一致。インドネシアベトナムとあわせた東南アジア3カ国の首脳会談を終えた。武力行使や力による現状変更を認めないことを確認することはできたが、ロシアを名指しした非難や制裁など、日本やG7主要7カ国)との足並みはそろわなかった。

 「『それは大事だ』と言っている。『それでいい』と言っているわけじゃない」

 1日午後、ベトナム・ハノイで首相は、記者団に珍しく語気を強めた。

 ロシアに関して「アジアの国…

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