JR東日本は27日、2023年3月ごろに在来線の近距離収入が、コロナ禍以前の95%ほどまで回復する見通しを示した。在宅勤務の広がりで定期券の収入は落ち込むが、普通運賃の売り上げは戻ってくるとみている。

 今年3月の在来線の定期収入は、コロナ禍前の19年3月比で約2~3割減の水準だ。働き方が多様化するなか、通勤定期の販売の回復はこれ以上は進まないと見ている。

 一方で、普通運賃での乗客が増える傾向で、ICカードの利用や券売機でのきっぷ販売といった近距離収入は来年3月には90~95%まで戻るとしている。

 この結果、23年3月期の業績…

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