夏日迎えたオホーツク地方 湿地に差し込む陽光、ミズバショウ照らす

神村正史
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 高気圧に覆われた21日、北海道上空には暖かい空気が流れ込んだ。道内各地で気温が上がり、オホーツク地方を中心に15地点で夏日を観測した。同地方の大空町女満別で最高気温が平年を15・5度上回る27・4度を観測するなど、複数地点で最も暑い時期を上回る気温となった。

 この陽気で網走湖に隣接する湿地では、ミズバショウが一気に見ごろを迎えた。網走市呼人から大空町女満別にかけては、有数の群落地。木々の間から夏日の強い陽光が湿地に差し込み、純白と緑の世界を照らしていた。新型コロナウイルスの影響で訪れる人は少なく、観察に来た人も写真を撮るとすぐに立ち去る人が多かった。(神村正史)

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