秋田観光コンベンション協会(秋田市)は毎年4月に開かれている「千秋公園桜まつり」を、規模を縮小したうえで、13~24日に開催する。約700本の桜が見頃を迎えるまつりは春恒例の人気のイベントだが、新型コロナウイルス感染の拡大を受け、2年連続で中止されていた。

 協会によると、今年は感染対策としてステージイベントをとりやめ、ちょうちんも設置しない。出店はこれまでの約80店から55店に減らし、園内でのアルコール販売は行わず、飲酒も禁止する。桜のライトアップの時間も2時間短縮して午後6~8時。協会は、ほかにもマスクの着用や手指の消毒など、感染対策を徹底することで開催できると判断した。県独自の感染警戒レベルが「4」に引き上げられた場合は中止するという。

 気象情報会社ウェザーニューズは千秋公園の開花を17日と予想している。(井上潜)

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