ウクライナ当局は6日、同国北部にある旧ソ連のチェルノブイリ原発近くを上空から撮影した動画を公開した。放射線レベルの高いエリアで、ロシア軍が塹壕(ざんごう)を掘った跡が確認できるとしている。ロシア軍はすでに撤退したが、塹壕を掘った際に被曝(ひばく)した可能性もある。

 動画はウクライナ国防省がSNS上に公開した。チェルノブイリ原発周辺の立ち入り禁止区域で最も放射線レベルが高い「赤い森」といわれる区域で撮影されたものだという。

 動画では塹壕が掘られたり、軍用車両が走ったりしたとみられる跡が地面に残っていることが確認できる。現場は原発建屋が目視できる距離にある。

 ウクライナの原子力企業「エネ…

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