桜色に染まる鶴ケ城でライトアップ 花見シートは一転自粛

斎藤徹
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 福島県会津若松市の鶴ケ城公園で4日、さくらまつりが開幕し、夜には天守閣を桜色に染めるライトアップも始まった。

 公園内には約1千本の桜が植えられている。この日はまだつぼみの状態で冷たい雨に打たれていたが、趣向を凝らした光の演出が公園内を彩っていた。桜の開花は11日ごろ、満開は18日ごろを見込んでいる。

 5月8日までのまつり期間中、公園内では植木市や大茶会、会津の銘酒を飲み比べできる地酒市などのイベントがある。

 市は、公園内でレジャーシートを広げて飲食することを3月末にいったんは認めていたが、4月以降も市内での新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、急きょ自粛要請を出すことにした。

 まつり開会式で室井照平市長は「感染対策を徹底しながら鶴ケ城での花見を楽しんでいただきたい」と呼びかけた。(斎藤徹)

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