ロシアによる侵攻を受け、ウクライナから国外へ逃れた人を、日本政府はなぜ「難民」ではなく「避難民」と呼ぶのか――。30日の衆院外務委員会で、国民民主党の鈴木敦氏が政府に問いただした。

 鈴木氏は、岸田政権がウクライナを逃れた人々を積極的に受け入れている点に触れた上で、「国外に脱出した方々を難民として受け入れるのは久しぶりだ」と指摘。林芳正外相は「歴史上まれに見る事態の非人道性に鑑みて、ウクライナの避難民を身寄りのない人々も含めて受け入れるなど、例外的な政治判断を行った」と説明した。

 これに対し、鈴木氏は「大臣は『避難民』とおっしゃった。なぜ『難民』と言わないのか」と述べた。

 出入国在留管理庁の担当者は「…

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