避難生活を体験「みんなDE防災」 佐賀市で開催

長沢幹城
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 親子で学べる体験型イベント「みんなDE防災2022」が12日、佐賀市天神3丁目のどんどんどんの森で開かれた。避難所の設備や防災グッズなどにふれ、防災について考えるきっかけになればと、被災地支援に取り組む公益社団法人Civic Force(シビックフォース)佐賀事務所と東京海上日動火災保険佐賀支店が開いた。

 会場には、避難所などで使うパーティションやエアーベッド、野外でも使える非常用トイレ、お湯や水を注ぐだけで食べられるおにぎりタイプの非常食などの防災用品が展示された。

 家族4人で訪れた佐賀市の松本直人さん(42)は、災害時に給電が可能な車両などを興味深く見ていた。熊本地震をきっかけに災害対策を意識するようになったといい、「非常時に持ち出せるリュックサックは用意しているが、家族4人分の水の備蓄は、思っていた量では全然足りなかったことに驚いた」と話していた。(長沢幹城)

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