企業物価9.3%上昇、過去最大の伸び 原油高騰など影響

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徳島慎也
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 日本銀行が10日発表した2月の国内企業物価指数(2015年=100、速報値)は、前年同月より9・3%上昇し、比較可能な1981年以降で最大の伸びとなった。ウクライナ情勢の緊迫化で原油価格が上昇したことなどが影響した。

 この指数は、企業の間で取引されるモノの価格水準を示す。上昇は12カ月連続。2月は110・7で、水準は85年5月以来の高さとなった。コロナ禍からの経済回復に伴って世界的に資源価格が上昇し、指数も昨秋以降に歴史的な高水準が続いていたが、最近のウクライナ情勢がこれに拍車をかけた。

 種類別では、ガソリンや軽油…

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