ロシアの侵攻非難「緊急の行動が必要」 国連総会の決議案、内容判明

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ニューヨーク=藤原学思
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 ウクライナ危機をめぐって2月28日午前(日本時間3月1日未明)に開幕した国連総会の緊急特別会合で、近く採決にかけられる決議案の内容がわかった。ロシアの侵攻について「最も強い言葉で遺憾の意を表明する」とし、ロシア軍の即時完全無条件撤退を求めている。

 朝日新聞が入手した当初の決議案には「最も強い言葉で非難する」と記されていた。だが、可能な限り多くの加盟国の支持をとりつけるために文言調整を重ね、表現が一部弱められた。

 最終版の決議案は「国家間の法の支配を促進する上で、国連憲章が最も重要であることを再確認する」との文言で始まる。国連憲章は国家の主権や独立、領土保全の原則をうたい、欧米諸国はロシアの憲章違反を度々指摘してきた。今回の決議案でも「国連憲章に違反する」と記された。

 決議案はまた、ロシアによる…

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