1回千円「売り切れ心配」な海産物模型のガチャ ウニやホヤ、珍味も

東野真和
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 岩手県沿岸を走る三陸鉄道の大槌駅(大槌町)に、海産物を模した手作り模型などが入ったカプセルトイの「ガチャ」自販機が設置され、訪れた人らが次々とハンドルを回している。

 サケやウニ、ホヤなどのほか、名産の「イカの口」や「トシロ(あわびの肝)」などマニアックな珍味なども含め、全20種類のうちのどれかが入っている。1回千円で挑戦できる。個別に買うと1500円する商品も5種類が中に入る。

 大槌町で工業製品の試作モデル作りなどを専門とする「ササキプラスチック」が手がけた。社内の地元向けフィギュアブランド「SASAMO(ササモ)」を担当する造形師・山崎誠喜さん(59)がデザインした。型取りし、手作業で何度も色を塗り重ねて、仕上げる。釜石市内のスーパーなどで販売する予定だが「1日30個作るのが限界なので、売り切れるのが心配」と話す。

 4年前から地元海産物のリアルなフィギュアを手がけてきた山崎さんは「駅に来た観光客たちに、笑ったり驚いたりしてもらいたい」と話している。東野真和

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