沖縄戦、風化への恐れと継承の大切さ 水の行方に託した藤田貴大

有料記事

山本健一・演劇評論家
[PR]

舞台評 マームとジプシー「Light house」

 水中に放置された沖縄戦の遺骨。白化した霊魂は今を見つめ、問いかける。「終わることなんて……ひとつも無い」。そんな思いが湧く。

 藤田貴大が書き、演出する「Light house」は、若い清潔な心と衣装(橘田優子)をまとい、戦後77年と本土復帰50年を照らす。

ここから続き

 「cocoon」では台詞(…

この記事は有料記事です。残り562文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら