「しっかり実力高めたい」 最年少五冠の藤井聡太竜王が記者会見

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 第71期王将戦七番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の第4局で、渡辺明王将(37)=名人・棋王と合わせ三冠=を破った藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖と合わせ四冠=の記者会見が12日、第4局の指された東京都立川市で行われた。最年少で五冠になった思いなどを語った。

 記者会見での一問一答は次の通り。

 ――1年前は二冠だったが、今回五冠になった。五冠は4人目で、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段という大棋士と肩を並べた感想を。

 「過去に五冠になられた方は本当に時代を築いた偉大な棋士ばかりなので、とても光栄に思います。自分の場合はまだまだ立場に見合った実力が足りないかなと思うので、今後さらに実力をつけていく必要があるかなと思います」

 ――次の年度から五つのタイトル防衛戦と他のタイトルの積み上げが期待される。来月の順位戦(第80期名人戦・B級1組順位戦)の対局で勝てばA級に上がり、来年度からは名人の挑戦権も争うことになる。その意気込みを。

 「来月の順位戦が昇級のかか…

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