2月22日は猫の日、図書館がまるごと猫一色 にじむ真面目なネコ愛

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藤原慎一
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 「ニャンニャンニャン」の語呂合わせで、2月22日は「猫の日」。しかも今年は西暦と合わせて「2」が6個並ぶ。この特異日にちなみ、福岡市総合図書館早良区)が館内を「猫一色」に染めている。でも、なぜ図書館で猫?企画の背景には、ペットを巡る状況に心を痛めた職員らの「ネコ愛」があった。

 館内に足を踏み入れると、入り口から猫だらけ。毎年この時期に出しているひな祭りの顔はめパネルは「ひにゃまつり」。ロビーでは猫の着ぐるみの立像が出迎える。

 柱状の書架には「猫好きの猫好きによる猫好きのための本」の文字。猫にまつわる本が一面に並ぶ。そこかしこに専用コーナーが設けられ、小説や図鑑、古文書、洋書など、ジャンルごとに猫の特集が組まれている。

猫で客寄せ・・・じゃないマジメな理由

 本以外の企画も。猫を題材にした映像の上映会や、ホームページなどで募った猫の写真の人気投票、キーワードを集めて館内を巡る「ねこ歩きラリー」もある。

 なぜ、図書館がここまでやるのか。

 背景には、コロナ禍で来館者…

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