「負の歴史も示す必要」共産・志位氏 佐渡金山の世界遺産推薦

共産

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共産党志位和夫委員長(発言録)

 (政府が1日の閣議で、世界文化遺産への佐渡金山遺跡の推薦を了解したことについて)推薦登録する以上は、戦時の朝鮮人労働者の強制労働の事実をきちんと認めるべきだ。ユネスコ及び(諮問機関の)イコモスの原則に照らしても、過去の歴史の中の一部分だけでなく、歴史の全体の文脈の中で世界遺産は位置づけられるべきだという大原則になっている。歴史の全体の中で、負の歴史も含めてきちんと歴史を示すことが必要だ。

 (安倍晋三元首相は)相手は歴史戦を仕掛けているのだから戦わなくちゃいけないと(言っている)。これは間違った議論だ。歴史は戦争ではない。歴史は事実が何よりも大事。正面から向き合うことが大事で、戦場にしてはいけない。(国会内の記者会見で)

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