トンガ諸島の海底噴火、首都に1.2メートルの津波 周辺国も警戒

西村宏治
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 南太平洋のトンガ諸島で15日午後1時10分ごろ(日本時間)、大規模な火山噴火が起きた。トンガ気象庁によると、噴火したのは首都ヌクアロファから北に60キロ余り離れた海底火山。同庁は噴火直後に、約170の島からなるトンガ全域に津波警報を発令した。

 オーストラリア気象局によると、ヌクアロファでは日本時間の15日午後1時半ごろ、約1・2メートルの津波を観測した。現地からの映像によると、市内に水が流れ込み、銀行などの建物の1階が水につかった。だが、現地は大規模に停電しているとの情報もあり、15日夜の時点では詳しい被害などは分かっていない。

 噴火を受け、ニュージーランドやフィジーなどの周辺国も津波警報を出した。西村宏治

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