阪急牧落駅が開業100周年 グッズもらえる記念イベント開催中

瀬戸口和秀
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 大阪府箕面市にある阪急牧落(まきおち)駅が12月30日で開業から100周年を迎える。阪急電鉄は箕面線でオリジナルデザインのヘッドマーク列車を運行したり、グッズがもらえるイベントを実施したりするなど、記念の催しを30日まで開催している。

 牧落駅は、1910(明治43)年に箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)が開業して11年後の21(大正10)年12月30日、桜井駅と箕面駅の間に開業した。閑静な住宅街にあり、主に通勤や通学で利用され、1日約5800人が乗り降りする。

 阪急電鉄は開業100周年を記念し、箕面線(箕面、牧落、桜井、石橋阪大前の4駅)で、2種類のヘッドマークを付けた列車を1編成運行している。一つに市のキャラクター「滝ノ道ゆずる」が描かれ、もう一つには箕面有馬電気軌道34形と箕面大滝がデザインされている。

 箕面線の各駅には滝ノ道ゆずるを描いた記念のパネルを掲示。このパネルにある「ひらがなキーワード」を集め、単語を完成させるイベントも実施している。正解者には石橋阪大前駅で、1000系をあしらったクリアファイルなどを贈る。小学生以下の子どもは、記念のヘッドマークのミニチュアマグネットが先着でもらえる。

 また牧落駅では、箕面線や牧落駅の歴史と昔の風景などを写真パネルで紹介している。

 阪急電鉄の担当者は「感謝の気持ちを伝えられるよう企画した。この機会に箕面線の沿線にお出かけしてもらえれば」と話す。問い合わせは阪急電鉄交通ご案内センター(0570・089・500)。(瀬戸口和秀)

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