駅ホームの音声案内、国交省が実態把握へ JR東の不適切設置受け

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磯部征紀
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 JR東日本の駅ホームにある視覚障害者用の音声案内スピーカーが不適切に設置されていた問題で、国土交通省が全国の駅での設置状況について、実態把握に乗り出したことがわかった。対象は貨物鉄道などを除く全国の鉄道会社200社ほどで、設置状況を確認し、結果を報告するよう通知した。

 国交省の省令は、駅などの旅客施設の通路に点字ブロックまたは音声案内装置などを設置することを求めている。

 音声案内は視覚障害者にホーム階段の位置などを知らせるためのもの。階段上に設置したスピーカーから鳥の鳴き声のような効果音を流し、階段のある方向へ誘導する。そのため、ガイドラインではスピーカーは利用者の動線と同じ方向に向けることを求めており、駅ホームでは線路と平行が望ましいとされる。

 JR東日本は11月、東京駅

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