移住・定住促進へ情報発信拠点開設 岐阜市が「カラフルタウン」に

松永佳伸
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 岐阜市は、商業施設「カラフルタウン岐阜」(同市柳津町丸野3丁目)内に移住と定住を促進するための情報発信拠点「ココカラ」を開いた。市内に移り住んだ人たちの暮らしぶりを紹介するパネルやプロモーション動画などを通して、主に若い世代に向けて市の魅力を発信する。

 市などによると、カラフルタウン岐阜には年間約800万人が訪れ、このうち2割程度が愛知県からの利用者だという。一方、カラフルタウン岐阜が立地する市南部地域は、若い世代の転入が多い半面、転出も多く、定住意識を高める狙いがある。

 「ココカラ」はイトーヨーカ堂側正面エスカレーター脇にあり、移住者を紹介するパネル展示のほか、市の補助制度のパンフレットやタウン情報誌なども自由に持ち帰ることができる。インターネットには、情報発信サイト「ココカラweb」も開いた。

 今回の取り組みは、施設を運営するトヨタオートモールクリエイトと中核施設のイトーヨーカ堂、岐阜市が2019年に締結した地域活性化に関する包括連携協定に基づいて実現した。(松永佳伸)

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