「世界新三大夜景」長崎再び 世界夜景サミットで選出

安斎耕一
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 19日、国内外の観光関係者が集う国際会議「世界夜景サミットin長崎」が開かれ、長崎市が再び「世界新三大夜景」に選ばれた。ほかにモナコ、上海が入った。全国の「夜景観光士」約6100人の審査によるもので、長崎市とモナコは2012年のサミットに続く認定。上海は初選出だ。

 サミットは、観光資源としての夜景観光の魅力や課題を共有しようと、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー(東京)の主催で開かれた。

 長崎市の選出について、同法人の丸々もとお代表理事は「(稲佐山スロープカーの運用開始など)ハード、ソフト両面で夜景観光推進に向けた継続的な取り組みが見られた」と説明した。田上富久市長は「質の高い、長崎らしい夜景を提供できるよう努力していく」と喜びを語った。

 サミットには海外10カ国の代表らが参加し、夜景観光によるナイトツーリズム促進を目指す共同宣言を採択。世界的な夜景ブランド「世界夜景遺産」の創設を発表し、第1回の認定地として台湾やハンガリーなど海外10カ国を選んだ。夜景観光を盛り上げる起爆剤として活用していくという。(安斎耕一)

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