尾道駅にホテルや温浴施設開業 2022年6月目標

蜷川大介
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 【広島】新型コロナによる観光客減で昨秋からテナント撤退が相次いだJR尾道駅で、空きスペースになっていた駅舎2階に、ホテルなどの複合施設が来年6月をめざし新規開業することが決まった。駅舎テナントを管理運営するジェイアールサービスネット岡山(岡山市)が5日に発表した。

 複合施設を開業するのは、福山市鞆町でホテル欧風亭などを経営する鞆スコレ・コーポレーションのグループ会社。駅舎2階は広さが約810平方メートルあり、ホテル(16室)、温浴施設、カフェ、レストランなどを設ける。

 尾道駅舎は2019年3月に新装開業し、2階部分には別の宿泊施設が入居したが、昨年10月に営業を終了していた。1階部分には今年、土産物店や食堂などが開店しており、これで空きテナントはすべて埋まることになるという。(蜷川大介)

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