フェイスブック、社名を「メタ」に変更 仮想空間「メタバース」に力

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 SNS世界最大手の米フェイスブック(FB)は28日、社名を「メタ」に変更すると発表した。同社は「メタバース」と呼ばれる仮想空間分野への巨額の投資を発表しており、メタバースに注力する姿勢を鮮明にした。FBは投稿の扱いなどで批判が強まっており、ブランドイメージを改善する狙いもあるとみられる。

 同社によると、従来のFBや写真投稿アプリ「インスタグラム」などのサービス名は残し、新たな「メタ」という社名の下に置くという。FBは「我々の会社の構造は変わらない」としたうえで、今後はアプリ部門と、仮想空間分野を手がける「リアリティーラボ」の二つの部門に分けて業績を公表するという。

 マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同日のイベントで社名変更を発表し、「メタバースはインターネットの新たな章だと信じている。それは私たちの会社にとっても新しい章になる」と話した。

ザッカーバーグ氏「将来、数十億人が買い物する場に」 

 「メタバース」は、仮想現実…

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    藤井涼
    (UchuBiz編集長)
    2021年10月29日7時29分 投稿
    【視点】

    批判が集まるFacebookですが、社名まで変えて、テキストや音声に次ぐ次世代の仮想空間コミュニケーション「メタバース」に全力投資することは素直に応援したいと思います。私はこれまでスタンドアロン型のVRヘッドセット「Oculus Go」「O

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