トヨタ、初の米国電池工場を建設へ 30年までに3800億円投資

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近藤郷平
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 トヨタ自動車は18日、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)につかう車載電池の生産について、米国で2030年までに約3800億円を投資すると発表した。車載用の電池工場を初めて米国に建設することになる。25年の稼働をめざす。

 トヨタの北米事業を担う子会社とグループの豊田通商が米国で新会社をつくり、まずは25年からHV用電池の生産をはじめる。

 トヨタはHVやプラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車を米国で販売。新車販売に占める割合は現在約25%。30年には、EVを含めて新車の約7割になると見込む。今年9月、30年までに車載電池の増産や研究開発に1兆5千億円を投じると発表していた。米国電池工場の拠点や生産能力などの詳細は今後公表するとしているが、徐々に車載電池の増産に取り組むとみられる。

 北米子会社トップの小川哲男

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