抗体カクテル「1回31万円で50万回分調達」 菅前首相明かす

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 新型コロナウイルス感染症の抗体カクテル療法「ロナプリーブ」について、菅義偉前首相は12日夜に出演したインターネット番組で、1回当たり31万円で50万回分を調達したと明らかにした。政府はこれまで、購入先の中外製薬との契約を理由に購入価格や数量を公表していない。

 菅氏は番組で、当初の調達量は20万回分だったが、「買えるだけ買え」と指示し、50万回分を調達したと説明した。かかった費用を単純に計算すると約1550億円になる。

 発症から7日以内の軽症患者や、酸素投与が必要ない中等症Ⅰの患者が対象となる点滴薬のロナプリーブは政府が買い上げ、利用者の自己負担はない。

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