「スーパーマン」はバイセクシュアル 最新号で友人記者と恋仲に

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ニューヨーク=藤原学思
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 米コミック誌の英雄「スーパーマン」の息子が、バイセクシュアルであることをカミングアウトすると、出版元が11日、発表した。作家のトム・テイラー氏は「より多くの人が、最もパワフルなスーパーヒーローの中に自らを見いだすことができる」と期待を語る。

 スーパーマンは1938年の米誌で初めて登場。80年以上にわたり、世代を超えて読者に愛されてきた。ふだんは仮の姿であるクラーク・ケントとして生活する。息子のジョンも最近、新たにスーパーマンとして活躍し始めた。

 出版社「DCコミックス」によると、ジョンは11月に発売される最新号で友人の新聞記者、ジェイ・ナカムラと恋愛関係になる。「スーパーマンができるだけ多くの人を救おうと努力し、精神的にも肉体的にも燃え尽きる場面の後で、ジェイは鋼の男(スーパーマンの別称)を介抱する」という。

 テイラー氏は発表文で、「誰…

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    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2021年10月12日9時56分 投稿
    【視点】

    米国の世界的人気漫画ピーナッツ(スヌーピー)に黒人の少年フランクリンが初登場したのは1968年7月のことでした。このとき読者からは「当地では黒人白人の共学は微妙な問題」「今後このような内容が含まれないようご配慮いただきたい」といった抗議が届

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