首相、ワクチン接種率「米国抜いた」 宣言解除「安心できる日常を」

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 新型コロナウイルス対応で政府が19都道府県に発出した緊急事態宣言と8県に適用した「まん延防止等重点措置」が期限の9月30日で「全面解除」となったことを受け、菅義偉首相は1日午前、「安心できる日常を取り戻すことができるように、皆様方のご協力を改めてお願いしたい」と述べた。首相官邸で記者団の取材に応じた。

 首相はワクチンについて「接種は全国民の7割の方が1回目を終え、6割の方が2回目を終えるところに来た。背中さえ見えなかったアメリカを接種率で抜いている」と強調。「飲食店やイベントは段階的に規制を緩和していくが、やはり、話す時はマスク、そして3密を回避する。こうした基本的な対策はぜひご協力を頂きたい」と述べ、感染防止対策の徹底を改めて呼びかけた。

 国内で宣言と重点措置の対象がゼロになるのは4月4日以来。政府は飲食店への時短要請を継続しつつ、知事判断で酒類提供を認めるなど段階的に緩和を進める。

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