東京のコロナ死者、若年化の傾向進む 直近4週間では50代が2割
新型コロナウイルスの第5波が本格化して以降、東京都内で亡くなる患者が増加している。8月30日までの直近4週間で発表された死者数は185人で、前の4週間と比べて132人増えた。50代が全体の2割に上るなど30~50代の占める割合が急増しており、死者が若年化する傾向が続いている。
都が毎週月曜日に発表している年代別の死者数をもとに、4週間ごとの死者数を集計した。
都内では7月下旬から感染が急拡大。死者は遅れて増える傾向にあり、8月に入って増加している。8月2日までの4週間の死者は53人だったのに対し、同30日までの4週間では185人に急増。年明け以降で最多となった第3波の452人(3月15日までの4週間)は大きく下回るが、第4波の6月7日までの4週間の191人と同水準となった。
年代別でみると、これまでの波と比べて、第5波では死者数が若年化する傾向が強まっている。3月15日までの4週間では30代は0%、40代0・2%、50代2・9%だったのに対し、8月2日までの4週間は30代1・9%、40代3・8%、50代11・3%に上昇。8月30日までの4週間ではさらに上がり、30代4・3%、40代4・9%、50代20・0%となった。
コロナ患者は高齢者以外の年…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]