眞子さま、小室圭さんと年内結婚へ調整 儀式行わず米国拠点の方向

有料記事眞子さま

杉浦達朗

 秋篠宮家の長女眞子さまが、婚約が内定している小室圭さんと年内に結婚する方向で調整していることが、関係者への取材でわかった。結婚式をはじめ、結婚に関する諸行事は行わない方針。眞子さまは日本で婚姻届を提出して皇籍離脱した後に米国へ移り、小室さんと同国を拠点に生活するという。

 通例では女性皇族が結婚する際、一般の結納にあたる「納采の儀」や天皇、皇后両陛下にあいさつする「朝見の儀」などの儀式を経て結婚式に臨む。これらの儀式は行わない予定で、現在の皇室の結婚様式が定まった戦後以降で初めての事例となる。関係者によると、結婚への賛否の声があることや、新型コロナの感染状況などを踏まえて判断したという。

 2018年から米ニューヨーク州で生活している小室さんは、今年7月に同州の司法試験を受験。12月までに合否が発表されるが、同州の法律事務所で就職する予定で、安定して生活できる見通しが立ったことから二人で生活を始められると判断したという。

 結婚する女性皇族は、皇室典範で皇籍離脱することと、皇室経済法で「一時金」が支給されることが定められている。関係者によると、眞子さまは一時金の財源が税金で、小室さんの母親をめぐる「金銭トラブル」への批判もあることから、受け取ることを辞退する考えを持っていた。宮内庁は眞子さまの考えを踏まえ、一時金の額を減らすことや、特例で辞退することができるかどうかなどを検討するという。

 「皇族であった者としての品…

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