東京の重症者197人、過去最多 新たに4200人感染

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 東京都は11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4200人確認したと発表した。11日までの1週間平均の感染者数は3983・6人となり、前週の114・5%となった。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使用とする都基準の重症者数は、前日より21人多い197人で、過去最多を更新した。また、自宅療養中だった30代男性を含む2人の死者が確認された。

 都によると、10日までの3日間で行われた行政検査数の平均は8797・3件。陽性率は11日時点で22・5%まで上昇している。

 死亡した30代の男性は7月28日に感染を確認。37度台の微熱だったため軽症と診断されて自宅療養をしていたが、8月6日に自宅で死亡しているのが見つかった。亡くなる前日までは、保健所が毎日経過観察を行っていたという。男性に基礎疾患はなかった。

 11日に確認された感染者4200人を年代別にみると、20代が1262人で最多。30代が867人▽40代が727人▽50代が485人▽10代が397人と続く。65歳以上の高齢者は162人だった。

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