東京オリンピック(五輪)第11日の2日、野球の決勝トーナメントがあり、日本代表「侍ジャパン」(世界ランキング1位)は米国(同4位)を延長十回タイブレークの末、7―6でサヨナラ勝ちして準決勝進出を決めた。4日午後7時からの準決勝の相手は韓国で、勝てば2004年アテネ大会(銅メダル)以来となるメダルが確定する。

 日本代表は三回に吉田正尚と柳田悠岐の適時打で先行。しかし、先発の田中将大が3失点、3番手・青柳晃洋も3ランを浴びるなどリードを許す展開に。その後、鈴木誠也のソロなどで追い上げ、九回に内野ゴロの間に同点となった。延長十回、甲斐拓也の右越え安打でサヨナラ勝ちした。

 日本と米国は08年北京大会の3位決定戦で対戦しており、日本が米国に逆転負けし、メダルを逃していた。