韓国大統領選、三つどもえの様相に 李洛淵氏が追い上げ
来年3月の韓国大統領選の構図が「2強」から「三つどもえ」に変わりつつある。これまで支持率トップで、保守系の野党陣営で最有力候補と目されてきた尹錫悦(ユンソクヨル)前検事総長(60)が失速し、文在寅(ムンジェイン)大統領を支える進歩(革新)系の与党陣営では李在明(イジェミョン)京畿道知事(56)が伸び悩むなか、李洛淵(イナギョン)元首相(68)が追い上げを見せ始めた。
世論調査機関リアルメーターが19日に発表した次期大統領候補を問う調査によると、尹氏の支持率は2週間前から11・9ポイント急落し、22%になった。与党「共に民主党」の李在明氏は23・8%でトップに立ったが、李洛淵氏が7・6ポイントアップの20・1%で迫っている。
同日発表の韓国社会世論研究所の調査では、尹氏(30・3%)がトップを守った。与党陣営では李在明氏が1・5ポイント下落の25・4%だったのに対し、李洛淵氏は1・2ポイント上昇の19・3%で猛追している。
尹氏は検事総長時代に文政権…
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- 【解説】
毎回、優れた韓流ドラマのような展開をみせる韓国大統領選。韓国の人は世論調査好きで、毎日のようにいろんな機関が結果を公表していますが、率直に言って現在の数字が高かろうと低かろうと、最終的に誰が当選するかにはまったく関係がありません。 た
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