「侍ジャパン」に田中将・坂本・鈴木ら 五輪24人内定

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 野球の日本代表「侍ジャパン」を率いる稲葉篤紀監督(48)は16日、今夏の東京オリンピック(五輪)出場が内定した24選手を発表した。野球は2008年北京五輪以来、3大会ぶりに行われ、当時を知るメンバーとしては唯一、プロ野球楽天の田中将大投手(32)が選ばれた。

 このほか、日本が優勝した19年秋の「プレミア12」に出場した選手が14人。野手は、巨人の坂本勇人内野手(32)や広島の鈴木誠也外野手(26)ら、計13人中10人をプレミア12のメンバーで固めた。初選出は6人。広島の会沢翼捕手(33)は15日の試合で負傷したため、変更の可能性がある。

 競技は7月28日から始まり、8月7日に決勝が予定されている。6チームが参加し、日本のほか、米国、韓国、メキシコイスラエルが出場を決めている。

侍ジャパンに内定した選手の今季の成績(15日現在)

【投手=11人】

平良海馬(21、西武)33試合、1勝0敗7セーブ、防御率0.00

田中将大(32、楽天)9試合、2勝4敗、防御率2.90

山本由伸(22、オリックス)12試合、6勝5敗、防御率2.08

菅野智之(31、巨人)8試合、2勝4敗、防御率2.72

中川皓太(27、巨人)31試合、2勝2敗1セーブ、防御率3.64

青柳晃洋(27、阪神)10試合、5勝2敗、防御率2.17

岩崎優(29、阪神)27試合、1勝3敗、防御率3.09

大野雄大(32、中日)10試合、3勝4敗、防御率3.49

栗林良吏(24、広島)24試合、0勝1敗12セーブ、防御率0.37

森下暢仁(23、広島)9試合、3勝4敗、防御率2.35

山崎康晃(28、DeNA)31試合、3勝1敗、防御率2.08

【捕手=2人】

甲斐拓也(28、ソフトバンク)66試合、打率.255、7本塁打、29打点

会沢翼(33、広島)34試合、打率.278、2本塁打、10打点※

【内野手=6人】

源田壮亮(28、西武)46試合、打率.278、1本塁打、11打点

浅村栄斗(30、楽天)66試合、打率.283、4本塁打、29打点

坂本勇人(32、巨人)39試合、打率.307、7本塁打、16打点

菊池涼介(31、広島)51試合、打率.313、6本塁打、17打点

村上宗隆(21、ヤクルト)61試合、打率.284、20本塁打、45打点

山田哲人(28、ヤクルト)58試合、打率.267、17本塁打、45打点

【外野手=5人】

栗原陵矢(24、ソフトバンク)66試合、打率.294、7本塁打、33打点

柳田悠岐(32、ソフトバンク)66試合、打率.285、14本塁打、36打点

近藤健介(27、日本ハム)56試合、打率.275、7本塁打、35打点

吉田正尚(27、オリックス)65試合、打率.340、12本塁打、42打点

鈴木誠也(26、広島)50試合、打率.294、8本塁打、19打点

(※会沢は15日の試合で負傷したため、変更の可能性がある)

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