宇野昌磨、今できるマックスの滑り「耐えることできた」

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 フィギュアスケート世界選手権の最終日は27日、スウェーデン・ストックホルムで男子フリープログラムがあり、ショートプログラム(SP)6位の宇野昌磨トヨタ自動車)は4回転ジャンプでミスが出て、フリー184・82点の合計277・44点で総合4位だった。

 ひとつ大きく息を吐いて、宇野はスタートポジションについた。そして、覚悟を決めた。「(演技終了後に)さわやかな気持ちで『楽しかった』と発言できるような演技をする」。思うような滑りができなかった25日のSP。その悔しさを振り払うかのように手足を広げ、滑り始めた。

 冒頭の4回転サルコー。着氷時にぐらついたが何とかこらえた。続く4回転フリップは着氷。宇野の華麗なジャンプを支えるのは、柔らかいひざと足首を深く折ることで腰を低く沈められることにある。この勢いある空中への飛び出しが、身長159センチの不利を補う宇野の強さでもある。

 ただ、SPでは裏目にでていた。自信を持っていたはずのトリプルアクセル(3回転半)で転倒。回りすぎてバランスを崩し、首位の羽生から14・36点差の6位と順位を下げる要因となった。

 この日の2度のトリプルアク…

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