宇野昌磨「不思議な感触、フラットな気持ち」 一問一答

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 フィギュアスケート世界選手権の第2日は25日、スウェーデン・ストックホルムで男子ショートプログラム(SP)があり、宇野昌磨トヨタ自動車)は92・62点で6位につけた。三つのジャンプ要素のうち、自分が一番自信を持っていたはずのトリプルアクセル(3回転半)で転倒。それでも、取材エリアに現れると、時折笑みを浮かべ、明るい表情を見せた。

 試合後の報道陣との主なやり取りは次の通り。

――SPを振り返って。

 「率直な感想は、最後のトリプルアクセル、リプレーで見た時も着氷できたジャンプだったので、本当に悔しいことは悔しいんですけど。でも、SP全体を見た時にすごく楽しかったですし、全体的に地に足がついたプログラムができてすごく良かったんじゃないかなと思っています」

――この2日間、ジャンプの練習がうまくいかなかったが、SPではトリプルアクセル以外は着氷した。

 「本当におっしゃる通り。『僕がスイスで練習してきたことは何だったのか』っていうくらいジャンプがこっち(スウェーデン)に来てから跳べなくて。焦りはしなかったんですけど、『いや、どうしたもんかなー』と思って。試合の6分間練習が始まったら、不思議とジャンプが全部跳べるようになっていて。本当によく分からないなって思いながら、試合に挑みました」

――明後日のフリーへの課題は?

 「SPで失敗はしたものの、フリーも今のSPと同じように、爽やかな気持ちで『楽しかった』とここで再び発言できるような演技をしたいと思います」

――無観客の試合だった。

 「冗談ですけど、皆さんの声…

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