硬派にイメチェンしたわけは ひとり芸の頂点「R-1」

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篠塚健一
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 ひとり芸の王者を決める「R―1」が生まれ変わった。不問だったプロの出場資格を「芸歴10年以内」に制限。あえて門戸を狭めたのはなぜ。

ひとり芸に危機感

 「ひとり芸を衰退させたくない。ボケ・ツッコミを一人でしないといけない難しいジャンルで、漫才やコントよりめざす人は少ない。強い方が何年も決勝に残っていましたが、若い人が残るチャンスを増やしました」。番組チーフプロデューサーを務める関西テレビの梅田一路(かずみち)さん(45)はこう説明する。

R-1グランプリ2021

3月7日午後7時からフジテレビ系で生放送。優勝賞金500万円。審査員は陣内智則、友近、麒麟川島明、古坂大魔王、ハリウッドザコシショウ、ホリ、マヂカルラブリー野田クリスタル。司会は霜降り明星、広瀬アリス。

 変わったのは芸歴制限だけではない。大会名を「R―1ぐらんぷり」から「R―1グランプリ」に改称。決勝の審査システムも改めた。

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■「硬派」な賞レースへ…

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