定食の大戸屋「安く、早く」 コロワイド出身の新社長

有料記事

若井琢水
[PR]

 定食チェーンの大戸屋ホールディングス(HD)が外食大手コロワイドの傘下に入り、4カ月が経った。コロワイド出身の蔵人(くろうど)賢樹社長がインタビューに応じ、経営の再建に向けて一部商品の値下げや提供時間の短縮を進めている、と話した。

 大戸屋は9日から、直営店の全約130店舗で主力メニュー約10品を50~100円値下げした。例えば、コロッケと鶏の竜田揚げの定食「大戸屋ランチ」は、50円安い税込み740円にした。全メニューの6割超が700円台~800円台になったという。

 仕入れをグループでまとめて行い、外部で調理した食材を店内で仕上げるセントラルキッチンを導入したことで可能になった、という。6月末までにFC店を含めた全店で新メニューの導入をめざす。

ここから続き

 大戸屋が「店内調理」を売り…

この記事は有料記事です。残り586文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら