東日本大震災の復興支援を続ける仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が2月26日、宮城県庁を訪れ、義援金約1400万円を「東日本大震災みやぎこども育英募金」に寄付した。震災遺児の奨学金などに使われるという。

 サンドウィッチマンの2人は震災直後に「東北魂義援金」を開設。チャリティーライブなどで寄付を集め、東北を中心に計4億9千万円、宮城県には計1億7千万円を寄付した。

 伊達みきおさんは「先週も、子どもさんが缶に入れたおこづかいをライブに持ってきてくれた。集まった金額を見ると、風化している気は全くしない。本当にありがたい」。富澤たけしさんは「これからもできることを続けていきたい」と話した。

 知事応接室で義援金の目録を受け取った村井嘉浩知事は「これほど継続して寄付してくださる方はいない。有効に活用したい」と話した。(近藤咲子)