立憲、衆院空白区に女性限定の公募案 慎重論も

有料記事

山下龍一
[PR]

 立憲民主党が次期衆院選小選挙区で候補者がまだ決まっていない全国30の空白区に、女性候補を立てる公募を行う案を検討している。ただ、空白区の相手は手ごわい自民党議員であることが多いため、党内には否定的な意見もある。

 立憲の発表によると、衆院の全国289小選挙区のうち、203小選挙区で候補者が決まっている。うち女性候補は15・3%にあたる31人。比例ブロックごとに見ると、比例東海、四国、九州の3エリア内の小選挙区は女性候補がゼロだ。

 候補者がいない30の空白区の公募を女性に限定する案は、選挙対策委員会やジェンダー平等推進本部の幹部が検討している。

ここから続き

 だが、立憲内の女性議員には…

この記事は有料記事です。残り317文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

Think Gender

Think Gender

男女格差が主要先進国で最下位の日本。この社会で生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。性別に関係なく平等に機会があり、だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダー〈社会的・文化的に作られた性差〉について、一緒に考えませんか。[もっと見る]