「ゴーン氏を逃がすような人物」恐れた奪還、厳戒の移送

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 1日午後0時20分(米国時間)、米ボストン空港からテイラー親子を乗せた日本航空機が飛び立った。親子は日本の領土とされる機内に秘密裏に入れられた後、離陸前に逮捕状を執行されたとみられる。

 成田空港に到着したのは約14時間後の日本時間2日午後4時15分。親子は周囲をシートで囲まれながら、護送バス2台に分乗した。新型コロナウイルス感染を確認するPCR検査を受けた後、警視庁の警護車両に前後を挟まれて移動し、午後9時35分にゴーン元会長が計130日間勾留された東京・小菅の東京拘置所に収容された。

 「ゴーン元会長を逃がしたような人物。どこかで奪還されるかもしれず、最後まで油断できなかった」(検察幹部)という厳戒態勢の移送劇だった。

ゴーン元会長とマイケル容疑者の接点とは?2020年7月の米誌に、あるモットーが動機だったと話していました。

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 親子の弁護側が米国の裁判所…

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