優勝可能性は8チームとみる J1(中西哲生コラム)

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 Jリーグが開幕しました。

 今季のレギュレーションで一番大きいのは4チームが降格することでしょう。しかも、自動降格。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で降格がなく、若手を使うチームが目立つなど、GKも含めて様々な選手を積極的に使って世代交代を図り、それぞれのチーム内が活性化しました。ただ、今季はどのチームも序盤から結果にこだわってくるのでは、と考えます。

 大まかな勢力図として、上の8チームが優勝を争い、その他の12チームが残留を目指す構図になるとみています。

優勝争いはACL出場組と…

 優勝争いの核は、川崎フロンターレガンバ大阪名古屋グランパスのACL出場組。ここに、ACLにプレーオフから出るセレッソ大阪もからむでしょう。

 ACLの1次リーグは、4月から5月にかけて組まれており、Jリーグの序盤はこの4チームにとって、かなりハードな日程です。つまり、この序盤で丁寧に勝ち点を重ねられるかがポイントとなります。

 開幕戦で、連覇を狙う川崎フロンターレは横浜Fマリノスを危なげなく退けました。昨年の優勝から連覇への意欲はもちろんあるでしょうが、これまであまり結果を出せていないACLを制したいという気持ちも強いはずです。

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