大分トリニータの新人・井上 論文で分かった自らの価値

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藤木健
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 サッカーの明治安田生命J1は27日、開幕節の第2日があり、大分トリニータは本拠の昭和電工ドーム大分で、昇格したばかりの徳島ヴォルティスと対戦した。ホープ、MF井上健太(22)の動きが目を引いた。藤木健

 待っていましたとばかりに、自慢の快速で駆け上がった。後半14分、右サイド深くでロングパスに追いついた。ここから、同点弾が生まれた。

 福岡大在学中の昨季に加入が内定、特別指定選手としてリーグ6試合に出場した。そこで思うようなプレーをできず、自信を打ち砕かれた。「試合が怖くて、出たくなくなった」

 プロ入りへの不安を払うきっかけは、大学の卒業論文。「悩むならまず、自分が入るクラブを徹底的に調べてみれば」。そんな声をかけられ、大分トリニータについて執筆した。

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 戦術面では、サイド攻撃が多…

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