壮観、1千体超のひな人形 アマビエやマスクが「今時」

関田航
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 「桃の節句」(3月3日)を前に、静岡県袋井市の禅寺「可睡斎(かすいさい)」で恒例の「可睡斎ひなまつり」が開かれている。見どころは32段に並べられた約1200体のひな人形で、訪れた人たちは壮観な様子を写真に収めていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、各地のひな祭り行事が中止となるなか、可睡斎では展示するひな人形の数を、例年より減らし、消毒の徹底、見学通路を一方通行にするなど、工夫をして開催している。

 新型コロナの収束を願い、疫病よけの伝説がある妖怪「アマビエ」のひな人形や、マスクをしたひな人形も展示されている。3月31日まで。

 同県掛川市から家族で訪れた堤裕史さん(40)は「密にならないように工夫されているなと思いました」。長女の奏帆さん(8)は「マスクのひな人形が今時だなと思った」。次女の碧羽さん(3)も「可愛かった」とニコニコ顔だった。関田航

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