サントリーも「糖質ゼロ」ビール キリンに続き2社目

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若井琢水
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 サントリービールは24日、「糖質ゼロ」の缶ビールを4月13日に売り出すと発表した。ビールでの糖質ゼロは技術的な壁が高く、昨年秋に売り出したキリンビールに次いで2番目となる。コロナ禍で高まった家飲み需要の取りこみをめざす。健康志向が高い消費者に受け入れられるか。

 商品名は「パーフェクトサントリービール」。アルコール度数5・5%で、飲み応えと爽快な後味が特徴という。350ミリリットルで、コンビニでの実勢価格は税抜き198円程度と見込む。

 24日のオンライン記者会見で、和田龍夫マーケティング本部長は「(商品名に)社名をつけてパーフェクトを名乗る以上、退路はない。新たな時代のスタンダードビールとして売り出す」と話した。12月までの販売目標を230万ケースとした。

 ビール系飲料での糖質ゼロやオフは、発泡酒や第3のビールではすでに登場している。だが、ビールは麦芽の使用量が多く、おいしさとの両立という壁があった。サントリーは開発に5年をかけた。

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 ビールづくりではまず麦芽の…

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