ラグビー・ワールドカップ(W杯)が開かれる度に問題となってきた「不平等」が解消されそうだ。1次リーグの試合日程のこと。

 国際統括団体ワールドラグビー(WR)は22日、選手の健康や体調に配慮し、2023年ワールドカップフランス大会から全チームの試合間隔を「最低でも中5日」空けると発表した。

 ラグビーW杯の1次リーグは各組5チームで争われ、どうしても試合間隔に差が出る。

 観客動員やテレビ放映などを考慮してWRと大会組織委員会が決める試合日程は、開催国や強豪に有利となるのが通例で「開催国特権」とも見られてきた。

 実際、19年W杯日本大会1次リーグでは、日本が大きな「恩恵」を受けた。

 日本の試合間隔が中6~7日だ…

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