福岡・小川知事が辞表「治療効果上がらず」 4月選挙へ

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山田佳奈 枝松佑樹
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 肺腺がんで入院中の福岡県の小川洋知事(71)は22日、病気療養が長引き公務復帰の見通しが立たないとして、服部誠太郎副知事を通じて県議会議長に辞表を提出した。この日始まった定例県議会で新年度予算案が成立した後の来月24日に辞職する予定で、知事選は4月中に行われる見込み。

 小川氏は22日午後、入院する九州大学病院福岡市東区)に職務代理を務める服部氏を招いて辞表を手渡し、服部氏が吉松源昭県議会議長に届けた。

 その後の記者会見で服部氏は小川氏のコメントを代読した。「思うように治療の効果が上がらず、復帰の見通しがさらに不透明になった」と説明。緊急事態宣言が続くなか、県政を担う立場として「現場で先頭に立って指揮していくことがかなわない状態が続けば県民に迷惑をかける」などと辞職の理由を挙げた。

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 吉松氏は22日、公職選挙法

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