手作りひな人形がずらり 佐賀城本丸歴史館でイベント

福井万穂
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 【佐賀】佐賀市佐賀城本丸歴史館で20日、「佐賀城本丸ひなまつり」が始まった。約1700体の手作りひな人形が楽しめる。

 ひな人形は、市内19の小中学校の子どもたちが、紙ねんどを使って制作した。布の着物を着せたり、ビーズやモールで飾りつけたりと、個性豊かな作品がずらりと並ぶ。

 20日には「鍋島小紋」の布を使い、お守り袋を作るワークショップもあった。家族で参加していた、市内の小学6年、古川詩穂里さん(12)は「最後のひもの結び方が難しかった」。お守りの中には願い事として、「いつでもスマイル」と書き込んでいた。

 例年、同時期に開かれる「佐賀城下ひなまつり」は、新型コロナウイルスの影響で中止になったが、こちらは3月7日まで開催する。入館無料。問い合わせは同館(0952・41・7550)へ。(福井万穂)

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