総務省接待、発覚した音声データ 「勝負の3週間」何を

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小林豪 小泉浩樹
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 総務省幹部4人が、菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から接待を受けていた問題で、総務省がこれまで国会で説明してきた事実関係が覆る可能性が出てきた。同省幹部は認めてこなかった、放送事業に関わる会話の音声データが明らかになった。会食の目的や利害関係など疑惑が深まっている。

 18日午前の衆院予算委員会理事会では、17日付の文春オンラインが報じた、秋本芳徳・情報流通行政局長と首相長男らが昨年12月10日に会食した際の音声データについて、総務省が事情を説明した。

 同省の原邦彰官房長は、秋本氏から聴取した内容を記した紙を読み上げた。放送事業に関する部分については「(首相の長男らの)BS、CS、スターチャンネルなどに関する発言は、記憶にありません」と述べた。一方、自民党議員に関する部分について、秋本氏は「私の音声かと思われます」と認めたという。

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 これを聞いた野党筆頭理事の…

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