オンライン運転免許教習、居眠りは退場 なりすまし警戒

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 運転免許の取得に必要な学科教習が、自宅にいながら受けられるようになった。国の新型コロナウイルス対策の一環で、自動車教習所の授業のオンライン化が昨年末に解禁されたからだ。導入の動きは各地に広がっているが、緊張感のある教室と比べ、習熟度に差は出ないのか。「なりすまし」への対策は大丈夫なのか。

 大阪府岸和田市の「岸和田自動車教習所」は今月24日から、授業のライブ配信を始める。オンライン化は府内の教習所で初の試み。藤原誠一所長は「リハーサルを繰り返し、講義中に通信が途切れるといった不具合が生じないよう、万全な状態で臨みたい」と意気込む。

 計画では、教習指導員が教室で行う交通ルールなどの授業を撮影し、オンライン会議システムを通じて配信する。教習生はパソコンやスマートフォンからアクセスし、IDやパスワードを入力して受講する。受講中は、ウェブカメラで自身の姿を映し続ける。

授業、接続が切れてしまったら…

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 その姿を、授業の担当とは別…

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